凌大です。
誕生日の投稿をして間もないですが、ご報告をさせていただきます。
昨年のライブ等でリアルにお会いした皆さんには、ちらっとお話したのですが、
昨年、今年と大きな大きな誕生日プレゼントを賜りました。
毎年誕生日には何かしら大きなギフトをいただくのですが、
実は去年、奇跡的なタイミングとご縁で、沖縄県南城市の土地を購入することができました。
南城市佐敷にある山の中腹で、自然溢れる豊かな土地。
いつぞやに「畑始めました」ブログを書きましたが、この土地の一画を自ら耕して畑をしておりました。
周りに民家は無く、太鼓を打つ場所としては最高の環境のこの場所にそらなりのスタジオを建てたいと、昨年3月からずっと動いていました。
一介の個人事業主、融資を受けるのもとても大変で、4,5か月かかり、ようやく融資の内定を受けることができました。
最後は熱意が届いたのかなと、嬉しくなりました。
そこからは建築にあたり、建築業者さん、設計士さんとも様々な打合せを行い、
ちょっと特殊な土地だけに、色々な調査や確認にものすごく時間がかかり、
ようやく今年の3月頭に、建物の建築許可申請が下りました。今年の大きなギフトです。
これにより融資の内定も、本決定となり手続きも終えることができました。
そして先日、無事に地鎮祭を執り行い、いよいよこれから着工となります。
地鎮祭ではそらなり-SORANARI-で奉納演奏をさせていただきました。
「自分のスタジオを持って、文化芸術を守り、創り、維(つな)ぎ、伝えていく」
そんな夢を描いておりましたが、40歳の誕生日とともに、その夢は実現に向けて大きく動き出しました。
土地を購入し、建物を建てるということは、背負うものも大きく、
本当に大変なことだと実感している最中ですが、
ようやく着工という段階まで来たので、ここでご報告させていただきます。
ここまで来れたのも、愛をもって自分たちの夢を支えてくれた両親や家族のおかげです。
本当にありがとうございます。
「そらなりStudio」として、和太鼓や篠笛、和楽器文化を沖縄で伝えていくとともに、
様々なイベントを行い、文化活動を通した社会貢献をしていきたいとも考えています。
また和楽器に限らず、多くの文化芸能がこのスタジオで育まれていくような場所にしたいと思います。
そしてこのスタジオを持つことで、和太鼓を教え、伝える活動も本格的に進めていきます。
芸能に対する向き合い方が素晴らしい沖縄の方々、特に子どもたちに本格的に向き合って太鼓を教えていったら、一体どんな和太鼓文化が花開くのか、今から楽しみでしょうがありません。
といっても、それは50年後か100年後か、もっと後か、わかりませんがそんな種を蒔くことができるということが何よりも嬉しいです。
そんなスタジオなので、全国の和太鼓チームの皆さんが、手ぶらで沖縄太鼓合宿できる日も近いですよ(笑)
夏か秋頃に完成するかと思いますが、また完成の折には改めてご報告させていただきます。
このご時世で、先行きも見えない中、大きな大きな決断でしたが、この一歩が自分たちにとって大事な一歩だと感じています。
自分にとっては40歳という節目で得た奇跡的な機会。人生の章が新たに始まった感じです。
「そらなりStudio」、関わる人が少しでも幸せになるように、夫婦2人で更なる夢の実現に進んでまいります。
どうぞ宜しくお願い致します。
そらなり-SORANARI-
金刺凌大 文美子